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利尿薬 | 薬通販ベストケンコー
利尿薬でむくみを解消する
尿量を増加し体内に貯留している過剰な水分を取り除く
利尿薬は、尿の量を増加させる作用を持ち浮腫の治療に効果を発揮します。
むくみ(浮腫)とは体の組織に余分な体液がたまることによって体のあちこちに生じる痛みを伴わない腫れのことで、顔や手足を始めとした体のいたるところに発生します。 体液とは動物の体内にある液体のことで、生物学的には血液、リンパ液、そして細胞間を満たしている組織液(細胞間質液)のことを指しますが、実際にむくみの原因となるのは細胞間を満たしている組織液(細胞間質液)となります。
組織液(細胞間質液)は細胞へ酸素や栄養分を届ける一方で、細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取るといった物質交換を仲介する役割を果たしている液体です。血液の液体の一部である血漿が血管壁から細胞間に浸み出したもので、物質交感を終えた後に血管、或いはリンパ管を介して静脈に戻り、不要分は尿として対外に排出されます。しかし何らかの原因でこの組織液(細胞間質液)の量が増えたり、組織間での物質交換後に血管やリンパ管に戻る量が少なくなると細胞組織内に過剰な水分が貯留した状態になるため、むくみ(浮腫)が生じるようになります。
むくみ(浮腫)は心臓、腎臓、肝臓、そして甲状腺といった内臓疾患の一症状として発生するにものから、夕方の足のむくみといった一過性のものまで実にさまざまです。
むくみ(浮腫)を症状とする内臓疾患として最も多く見られるものが血液をろ過し、体に不要な水分、電解質、老廃物といったものを尿と共に体外に排泄する臓器である腎臓の異常で、急性腎炎、ネフローゼ症候群といった疾患によって尿をつくる機能が低下したり、本来尿中に排出されるべき物質が排出してしまうことなどによる体液バランスの乱れによって発症するとされています。他にも心機能や肝機能、そして甲状腺機能の低下などによっても生じるとされています。
基本的に特定の内臓疾患が原因となっているむくみ(浮腫)の治療には原因疾患の治療が原則となりますが、尿量を増加し体内に貯留している過剰な水分を取り除くことにより症状を改善する利尿剤も一般的に広く用いられています。
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ラシックス 40mg / Lasix 40mg
ラシックスは、利尿薬です。心臓や腎臓、または肝臓の働きが悪くなると体に水分がたまりやすくなりむくみを生じます。ラシックス(フロセミド)は、むくみの原因となる過剰水分を対外に尿として排出します。またラシックスは高血圧の治療としても使用されています。ラシックスは腎臓に作用して尿量を増やし、体にたまった余分な水分をとり除きます。また、ラシックスの効果として心臓の負担も軽くなり、体が楽になります。女性の間で頻繁にラシックスが使われる用途の1つに生理前のむくみの治療があります。ラシックスの飲み始めの1~2週間は、服用後数十分から3時間程の間に尿が多く出ますので、ラシックス服用はトイレに行きにくい時間を避けてください。また、夜間の休息が特に必要な場合、夜間の排尿を避けるため、ラシックスの服用時間を工夫してください。